「誰が何を必要としているか」を考える(1) 〜作品の基盤〜

こんにちは。
今回読んだ書籍は、
絵本で分かりやすくマーケティングのことを説明している
ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語」です。

ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語

この本のあらすじをザッと説明すると、
ある日突然空から舞い降りてきたロボットのウサギくんが
少年ルッコラと多くの発明品を売ろうとします。
そしてその経験からモノを作って売っていくことには
どんなことが大切なのかを学んでいく話です。

この本は「みんな」ではなく、「誰が」「何を」必要としているか
重きを置くことの重要性を教えてくれました。

自分だけの考えや発想だけでなく、消費者の声や悩みを汲み取り、
イノベーションを起こしていくという考えです。
まず、モノのコンセプトで大事な3つのこととして
(1)本当に役に立つこと
(2)困っている人がいる
(3)他にないこと
これらが挙げられています。

解決したい問題があるからこそ、求められるモノは存在し、
その解決したい問題が深刻であればあるほど高くついても解決しようとします。
しかし、意外にも多くの人は「解決したい問題」に気がついていません。

そこで商品を作る際には人を観察すること
とても重要なことであるというのです。
新しいモノを作り出して商品やサービスとして満足してもらうためには、
「唯一解決出来る」と思わせることが理想です。

ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語

そのために私たちプロダクトデザイナーに求められることとは?
それがこの本を読むことで気付かされました。

消費者の行動のプロセスに関する仮説、
アイドマ理論は人々が何か商品やサービスを購入するにあたり通る流れです。
テレビ広告や宣伝により注意がひかれ、
商品に対して興味を持ち、欲しいという感情が出て、
その商品やサービスを記憶し、購入するために行動を起こします。

この本ではこのアイドマ理論の中の、
注意をひかすことから欲しいという感情を持たせるまでのために大切なこと、
について教えてくれました。

・新しいモノを作り出すために必要なこと
・広告で必要なこと

実のところ、人は何が欲しいのか分かっていません。
もう少し分かりやすく言うのであれば、
先程お話した人は何が解決したい問題なのかに気がついていません。

それに気づかせ、満足してもらうことが必要です。

そしてプロダクトデザインの今後の在り方を考えてみました。
プロダクトデザインとは、食器や文房具などの生活用品や
家電製品、家具・インテリア、事務用機器、
さらには自動車や飛行機など大型の輸送機器まで、
ありとあらゆる製品のデザインです。
ただ絵を描いたり、色合いを考えたりするだけでなく、
設計、生産、流通といった工程にも深く関わります。

新しい商品やサービスを作り出すにあたり、
まず最初に出来るだけ細かく「1人の人」をイメージするこれが大きな鍵のようです。

人をよく観察し、何が「解決したい問題」であるのか、
そのために何が必要であるのかを知り、それを基にして新しい商品やサービスを考えます。

今回は、モノづくりに関する基盤としての考え方について学んだこと、
気付かされたことを紹介してきました。



次回はいよいよ、その基盤を消費者に喜んでいただけるために
肉付けしていく方法についてです。



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